私たちが提供するコンテンツは、非常にさまざまな分野、単元に渡っています。
プログラミングだったり、理科実験だったり、工作だったり、英会話だったり、論理クイズや算数パズルだったり…。
一見、脈略がないように見えますが、隠れテーマは「学校の教科書のナナメ45度」なんです。
…意味わからないですね笑
この前高崎の教室にいた時のこと。
オンライン英会話のレッスン横で聞いてて思わず「こういうことだよなぁ」と思ったことがありました。
「マークさんはさる小(宿泊施設)のキャンプに行くの?って英語で聞いてごらん。」と子どもに言ったんです。普通だったら、行くってなんていうんだろ、これって疑問文だからどうするんだっけ?…と、「正解」を探しにいくんですよね。
でも、マークさんが画面に出てきて「ハロー」のあと、彼から出てきた言葉は、
「ヘイ、マーク、サル小、ゴー?」
って、手でさしながら(笑)こう言ったんです。
もちろん、英語になってないのですが、でも、
「オー、サル小キャンプ?ヤーヤー、アイゴー。」
とか、会話になるわけですよ。(もちろん、サッと機転を効かせるマークさんのおかげなんだけど…)
ついつい、英語講師の端くれの私としては、
「おい、それじゃ英語じゃないじゃないか!行くはgoで、一般動詞の疑問文だからDo you ではじめるけど、これは未来の文だからwillを使って文末は尻上がりに読むんだ!」
とかなんとか言いたくもなります。
でも、そんなことはのちのち身につくもので、そんなことガミガミ言って「正しい」英語を小学生に叩きこみ、なんなら「来週テストだ、覚えてこい!」とかまでやるのが本当に良いことなんだろうか。「よし、マークさんと30分、単語でもジェスチャーでもなんでも会話してごらん」ってやるのと、どっちが「使える」英語が身につくんだろう…なんてふと、思うわけです。
英語だけではなく、あらゆる「勉強」について、教科書的な知識をベースに、でもそれだけを「正解」とせずにもう一度定義しなおして、「勉強ってしなきゃいけないものじゃなくて、したくなるもの」って思えるぐらい、ゲームよりもYouTubeよりも本来楽しいんだぜ、ってなるような、そんなコンテンツをたくさん作れたらなぁと思うわけです。
…なんて、カッコいいこと書いてますが、この少年、英語やろうが、理科実験やろうが、終わった瞬間に「YouTube!!」とiPad取り出してゲーム実況に熱中してるので…まぁ、現実はなかなかに難しいですが 笑
志は高く!打倒YouTubeで頑張ります。